池畔

桜を訪ねて



再び桜の季節が巡ってきました。今年は、洗足池の他に、呑川上流と、立会川の緑道を探訪します。この近辺は、呑川の下流を除いては、河川はほとんど埋め立てられ、緑道になっています。
これらの緑道は、桜並木になっています。いわゆる桜の名所ではありませんから、洗足池のような賑わいはありません。その代わり、静かに桜を楽しめます。

各々の写真をクリックすれば、拡大写真が見られます。


しだれ桜




東急池上線洗足池駅から、洗足池に向かう途中、洗足池図書館の前に、しだれ桜があります。これが、お花見の序曲です。


酒宴たけなわ




洗足池公園の入り口から入ったところの広場です。昨年は満開の時で、ウィークデイでした。
今年は、まだ 5 分咲きですが、日曜日です。大勢の人が詰め掛けています。真昼間から、酒宴たけなわです。


陣取り




この広場は、毎年陣取りが激しい場所です。テントが見えます。多分、徹夜の陣取りのために、テントを持ち込んだのでしょう



桜山




洗足池の北側、桜山に上ってゆく道路です。桜山も、大勢で賑わっています。桜山は、茶店が場所を管理しているらしく、陣取り合戦はありません。


柳並木




洗足池南側、仲原街道沿いの柳並木です。桜に目を奪われて、柳を鑑賞する人はあまりいませんが、休息する人がいます。
ベンチは幾つかありますが、今日は足りないようです


呑川の桜(都立大学付近)




洗足池を離れて、呑川緑道です。月曜日ですから、人出は多くありません。1 日違いですが、桜は、満開に近くなっています。
ここは、都立大学駅の南側です。駅に近いので、休日なら賑わうのでしょう。提灯が飾ってあります。


東光寺




東光寺です。前回(15回)、紹介しましたが、写真は載せませんでした。呑川沿いなので、今回、写真を載せておきます。


六地蔵菩薩




東光寺境内にある、六地蔵菩薩です。お地蔵さんが 6 体、きれいに並んでいます


呑川本流の桜



前回は、呑川支流の方を訪ねました。これは、本流を、少し遡ったところの桜です。
呑川本流は、この後しばらくは、目黒通りに沿っていきます。その後北上し、駒沢通り、246 をまたいで、田園都市線 桜新町付近に至り、そこで、何時の間にか消滅します。


立会川緑道の昔


さて、呑川を離れて、立会川の緑道です。立会川の下流は、京浜急行の立会川駅付近で、勝島運河に注ぎます。
今回の探訪は、立会川の、上流部分です。東急目黒線 西小山駅から出発です。
駅から、北東に少し行ったところに、この立て看板があります。看板の写真は、この緑道の、昭和 7 年の姿です。


立会川緑道


上記看板の少し手前で、緑道は左に折れます。この付近から上流は、このような感じの緑道が続きます。ずっと桜並木ですが、呑川と比べると、桜が小じんまりとしています。


幼稚園児もお花見





幼稚園の子供が遊んでいます。お花見に連れてきたのでしょう。
この緑道は、碑文谷八幡宮まで続いていま


円融寺山門



元が川ですから、橋が掛かっていました。今でも、その橋の名が残っています。
その「門前橋」の次の道を右に折れ、しばらく行くと、円融寺の山門があります。
ここを入ると、参道が続きます。


新本堂




やがて、お堂の裏側に着きます。すなわち、この参道は、正面ではなく、裏参道だったのです。
このお堂を表側に回ったのが、この写真です。これは、新しい本堂です


釈迦堂





昔からの本堂(釈迦堂)は、その更に前にあります。これは、室町時代に建てられたもので、23区内では、最も古い木造建築物で


仁王門





さらにその手前が、仁王門です。
ここに安置されている仁王像は、永禄 2 年(1559年)の作といわれています。


桜並木(田向公園)



円融寺を正面から出て、右に行くと、桜並木になります。この辺の道路は、桜並木が多いです。写真は、その一つで、両側に桜があり、見事な桜トンネルを作っています。この道を行くと、目黒通りになります。そのちょっと手前に、田向公園があります。ここで、桜は一旦終わりになります。




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